真のミロンゲーロ

manago2006-07-09

何ヶ月ぶりだろう。久しぶりの師匠のミロンガ。ちょっと雨が降りそうで嫌な予感。別の場所で若手のミロンガもあって更にイヤな予感。でもでも、今日は師匠に「行くよ」って昨日約束しちゃったし…。


ついてみたら、毎度お世話になっているミロンゲーロ(進化中らしい 驚)が先に来ていて、ゆっくり踊り込ませて頂きました。素晴らしいスタイル&顔(失礼!)の良さで何しろミロンゲーロ、そんな彼と踊っていたおかげで、へなちょこな私も初めて踊る男の子に「どちらで教えていらっしゃるんですか?」と聞かれてしまいました(笑)。で、何とも彼にはお気の毒なことにパートナーと認識されたのか、私の正体(ここの生徒、しかもひよこ)ということを知っている人しか誘ってきません。その男の子のように初めて踊る人からは「何か面白いこと…ワクワク」という期待の視線が…。いや、何も出ませんから(爆)。有り難いことです。いやはや。


楽しい一時を過ごさせて頂きました。


で、で、久しぶりに踊る師匠の胸なのですよ。問題は。私の師匠はどんな形であれ手は使わない、パーフェクト胸リードの人なのですが…。


以前はすごい強制力だと思ったあの胸が、今日は優しく、密やかに、なんというのでしょうか必要最小限の力で私を乗せて動かし、揺すぶり、守り…。踊りはじめて5秒で、たまらなくなって目を閉じました。目の裏でWMPのイコライザー、あるいは(知らないけど)SLDの幻覚のようなものが漂います。自分の足が自分のものではないようにするりするりと動いて…、何の修正もストレスもなく滑っていく。以前はずっと気持ちよく漂っていた凪いだ海が、今は弱く強くひいてはよせる波のように、何度かに一回は大きな波が…そして飲み込まれて…泡になりそう…。踊り終わって目を開くと酔ったようにふらふら。自分の色も何も、今はどうでもいい!!師匠の色に骨の髄まで染まります。


今はタンゴについて色々考えて、別の踊り方の楽しさも追求しているのですが。この種のリードされる快楽に関して言えば、この師匠に始まりこの師匠につきます。もっと他のミロンガに行ったらいいのに。それともあのパワーは月に何回かしか使えないのかなぁ。


ところで写真はお夕飯のレッドカレー&サラダです。頂き物のタイの人の自家製カレーペーストで作った本格派レッドカレーはとても美味でした。


よく踊り場で男性に「不良妻、料理してるか?」と言われてむっとしますが。してますよ。と証拠写真