これ以上は望めない

ちょっと弁解がましく日記を書いてみます。


ミロンガで踊る相手を選ぶということ、積極的にはするつもりはありませんが、自然にそうなることはあるみたいです。最近顔見知りでそれほどよく踊らない人には「誘っていいかな?」「踊ってくれますか?」と聞かれるようになりました。
自分自身でも「踊ろう!」と言っていきなり手をとる人(←別に親しくないのに)を、割に平気で振り払うようになりました。「申し訳ないのですが、今ちょっと…」


「誘っていいかな?」の人に
「何でそんなこと聞くの?「踊りませんか?」で全然OKなのに」
と聞いたところ、特定の人としか踊らない感じを持っているのだそう。そうでもないんだけどなぁ。


そんなイメージが出来てくると、更にコンスタントに踊る相手は特定の何人かに絞られたりします。もちろんその人たちとは私も踊りたいから全然問題ないのですが、同じミロンガにブッキングする(しばしば)と、ちょっとどうしたものかと…。うっかり捕まえ損なって、淋しい思いをしてしまったり。


先日はそんなことが。大好きなミロンガに私の大好きなミロンゲーロが大集合。まぁ3人と思いましょう。うちお2人はいつもこの上なく素晴らしいリードでいっぱい踊ってくれる方たち、そしてひとりは常に私の踊りの変化のきっかけになる不思議なご縁の人。誰が一番リード上手とかいう話ではまったくなくて、どなたも甲乙付けがたく、またスタイルも全く異なるリードをする人たちなのです。


不思議なご縁の人は私と踊るのを嫌がるので、私は彼の顔を見ると虎視眈々とねらいます。そこに他のおふたりは「逃げる人をなぜ追うのか?踊るべきミロンゲーロは他にもいるのに」とおっしゃる。


その答えはなんだろう?「なぜ逃げるのか?それが知りたい」かな?強いていえば。


私はその人と踊ると楽しいのに、逃げるということは彼は楽しくないのか?
私は踊りの喜びは男性から一方的に与えられるものではないと思っているのです。自分も踊る相手に少しであっても楽しみを与えたい。そんな気持ちをその人は感じないふりをするから。


だから挑むのだ。そういうことじゃないのかな?


ラストタンゴ直前に逆ナンパしてしばらくして捨てられて、日頃お世話になっているミロンゲーロにラストを拾われたわたし。ぜんぜん修行が足りませぬ。