甘い生活

manago2007-01-26

最近、自分に甘くなって仕方がありません。

思えば、生まれてこの方辛党を通してきました。
お饅頭よりおせんべい、ケーキよりご飯。亭主と付き合っているころにも、ちょいちょい喫茶店に入ってもお茶だけとか、むしろおにぎりを食べてしまえとか。

しかし、この2年弱の甘いもの好きっぷりはとんでもない。何かのたがが外れたかのように食べています。

まず、以前は好きでなかったチョコレートが好きになった、食べられなかったビターチョコもおいしいと感じるようになりました。

そして、昨年春先以来のアイスクリーム旋風、しばしハーゲンダッツにはまっていたことは書いたことがありますが、最近はご近所の小さなアイスクリーム屋さんに執着してまして、店長さんとはガラス越しに目礼しあう仲になってしまいました。たぶん街であってもわかるとおもう・・・。

ふと気がつきました。もしや、これもタンゴの流れなんだろうか。

先日のレッスンでのこと、Salidaにフォローするときの体のひねりの話をしていた先生が「そこのところは楽しいところにいくように、甘ぁーく脚を使って、チョコレート!!アイスクリーム!!キャンディ!!」と。

苦労して男性に合わせるのが踊りなのではなくて、素敵なもの、綺麗なもの、甘いものに誘われてる、自然に体が動いてしまう。それが踊りになるような印象ですね。

タンゴって苦しいこともあるけど、自分を甘やかすことに通じるのかも!!

で、今日のおやつはイチゴミルクとオレオのダブルジェラートです。

お店はこちらSUPER FRUTTA

今年はお世話になりました。

この1年見守ってくださってありがとうございました。
真名児もちょっとずつ育っているつもりです。タンゴもプライベートも。

ところで、お節速報。

今年はほぼ手作りすることに決定して、昨日の深夜から突貫工事でお節作成(←あまりおいしそうでない汗)

煮生酢(普通の生酢はどうもすっぱくて、椎茸や蓮の甘煮とお揚げと普通の生酢をゴマだれで和えたもの)
お煮しめ(一応定番なので)
蛸の小豆煮(亭主好物…買うと高い)
昆布巻(亭主の職業柄作ったほうがよいかと)
金団(作ってみたかったのですが、大量にできてしまいました)
黒豆(濃い味に煮ました)
伊達巻(海老すり身入り、フードプロセッサー万歳)
たたきごぼう(叩かないけど)
ごまめ(自分で炒るとおいしい)
菊花かぶ(飾りに、やってみたかった)
鰤の幽庵焼き(お節に鰤ってあこがれます)

お雑煮は、小芋とほうれん草、練り物(今年ははんぺんかってあります)の予定。

手の洗いすぎで、手の甲がひりひり…。でもTango聞きながら料理していたのでいたって無心、もともと料理は苦になりませんが、今回も楽しく作れました。


しかし、


冷蔵庫がパズルです。

これ以上は望めない

ちょっと弁解がましく日記を書いてみます。


ミロンガで踊る相手を選ぶということ、積極的にはするつもりはありませんが、自然にそうなることはあるみたいです。最近顔見知りでそれほどよく踊らない人には「誘っていいかな?」「踊ってくれますか?」と聞かれるようになりました。
自分自身でも「踊ろう!」と言っていきなり手をとる人(←別に親しくないのに)を、割に平気で振り払うようになりました。「申し訳ないのですが、今ちょっと…」


「誘っていいかな?」の人に
「何でそんなこと聞くの?「踊りませんか?」で全然OKなのに」
と聞いたところ、特定の人としか踊らない感じを持っているのだそう。そうでもないんだけどなぁ。


そんなイメージが出来てくると、更にコンスタントに踊る相手は特定の何人かに絞られたりします。もちろんその人たちとは私も踊りたいから全然問題ないのですが、同じミロンガにブッキングする(しばしば)と、ちょっとどうしたものかと…。うっかり捕まえ損なって、淋しい思いをしてしまったり。


先日はそんなことが。大好きなミロンガに私の大好きなミロンゲーロが大集合。まぁ3人と思いましょう。うちお2人はいつもこの上なく素晴らしいリードでいっぱい踊ってくれる方たち、そしてひとりは常に私の踊りの変化のきっかけになる不思議なご縁の人。誰が一番リード上手とかいう話ではまったくなくて、どなたも甲乙付けがたく、またスタイルも全く異なるリードをする人たちなのです。


不思議なご縁の人は私と踊るのを嫌がるので、私は彼の顔を見ると虎視眈々とねらいます。そこに他のおふたりは「逃げる人をなぜ追うのか?踊るべきミロンゲーロは他にもいるのに」とおっしゃる。


その答えはなんだろう?「なぜ逃げるのか?それが知りたい」かな?強いていえば。


私はその人と踊ると楽しいのに、逃げるということは彼は楽しくないのか?
私は踊りの喜びは男性から一方的に与えられるものではないと思っているのです。自分も踊る相手に少しであっても楽しみを与えたい。そんな気持ちをその人は感じないふりをするから。


だから挑むのだ。そういうことじゃないのかな?


ラストタンゴ直前に逆ナンパしてしばらくして捨てられて、日頃お世話になっているミロンゲーロにラストを拾われたわたし。ぜんぜん修行が足りませぬ。

久方の

春にはまだ早い年末です。大分間が開いてしまいましたが元気です。
タンゴ的には様々なことがありましたが…。


タンゴって色々な波で出来ていると思います。


場所の雰囲気、踊る相手、自分の技術、精神状態、体調。


それらがすべてマイナス方向に向かうこともあれば、プラス方向に向かうこともある。私などはそのつど一喜一憂。ミロンガに行きたくなくなって、4日連続レッスンに通ってみたり。ミロンガが梯子するほど楽しくなったり。ごく限られた何人かと踊るのが楽しかったり、誰とでものびのび踊ってみたり。私が気まぐれなのか、タンゴがそもそもそうさせる性質を持ったものなのか。


今日のミロンガは楽しかった。どうやら今現在はプラス方向に向かっている様子。どの波が?それは内緒。


久々のご飯タンゴ日記

今日のご飯は、
豚肉の生姜焼き
手羽先と根菜(蓮根、牛蒡、人参)の煮物
お豆腐のおみをつけ
蕪の菜飯
純和風です。

昨日のミロンガで久しぶりに踊るダンサーと…えーと、4ケ月ぶりくらいかな?

久しぶりに踊ってみて「???」。
あれ?この人こんなに胸リードだったっけ?とか思っているうちに、フォローは正直なもので、目が閉じて、ヒーロも気持ちよく流れるように。焦らすようなトラスピエもスムーズ。

二曲目なんて曲が終わったことに気がつかなかった…。リードの効果が収束して、一秒くらいたって目を開けたら、曲が終わってた。

「この人とこの曲」というのがよくありますが、何の曲だったかすら覚えてない。曲名なんて意識して聞いてない。

「巧くなったね。これなら…」

ああ、あの憧れの称号をこの人から頂けるなんて…。どう考えてもお世辞にしても

幸せすぎ


次回、取り消されないように気をつけよう。ほんとうに。

すみません。あまりに嬉しくて自慢でした。

で、今回の大失敗は普段密着するスタイルではない人にくっつき虫、しかもオフバランスしてよろめかせたこと。「えーと普段のスタイルじゃないもので…」「あ…ごめんなさい」

テンションの話

タンゴは基本的に胸でリード、手は使わない踊りだといいます。でも手はその胸から生えているから、やっぱり手の位置が悪いと踊りづらいし、副次的には使っているみたい。

女性も指先に力を入れる必要はないんだけれど、うっかり力が入ってしまう時があります。それはどんな時かと女性の立場でいうと、


リードがわかりづらい(自分にとって弱いと感じる、)

拍子が(自分の思う踏みどころと)ずれてる


理想はそこに特別な力を感じないくらい、リードを与えるテンションと感じるテンションが均衡していること。簡単なことのように感じるけれど、お互いのタンゴ観、音楽観、フィーリングによって決まってくることなので、なかなか合わないことが多いのです。

私の未熟さゆえということもよくありますが、いつも踊っている相手でも「あ、わからない」と思った瞬間怖くなって押してしまうこともある。相手が厳密なフォローを要求しているのが感じられて、よりリードを感じようとするばかりに押してしまうこともある。ほんとうに難しい。

で、さらに怖いのは「自分が押している」ということを、「押している」その時にはなかなか客観的に感じることができないこと。「重いよ」「押してるよ」と指摘されて初めて気がつくことが多いのです。落ち着いてみると肩が上がっていたり、肘が固まっていたり。相手の親指をぎゅうぎゅう握りこんでいたり。

男性がわかりづらいのか、女性が理解できないのか?男性の刻みがあっていないのか、女性があっていないのか?大人数で踊るものならば、どちらが正解というのは一目瞭然かもしれません。でもタンゴは二人で完結する踊りだからそこには正解があるとは限らない。

だからこそ、少しずつ少しずつ相手のテンションを探って、それを自分のテンションにしていかなければならないのですね。

タンゴも仕事もプライベートも、丁寧さを大事にしたい今日この頃です。